【SDVX】アリーナ要注意譜面備忘録【Lv14】

SOUND VOLTEXプレイヤーの皆様、いかがお過ごしでしょうか。

新章開幕と共に始まったオンラインアリーナのランクマッチイベントも、現在は第2回目の開催となり、ルールや仕様の変更もあってまた違った様相を見せているものと思われます。

特にスコアではなく順位で勝敗を決定するようになったのが特徴的で、これにより低難易度の譜面を投げて自分だけPUCすることで点数を確保するプレイが有効な戦術になっています。SOUND VOLTEXにはこの記事の執筆時点で1794曲が収録されているだけあって、対策も簡単には行きません。

そこで、今回の記事では、ひとまず全てのアリーナランクで対象となるLv14の譜面を対象とし、筆者の知っている要注意そうな譜面から5つをピックアップして、PUC付近のスコアを出すことを想定しつつ要点を書いてみました。お試しのようなもので、色々と緩い記事となりますがお付き合いいただけますと幸いです。

以下、画像引用は断りがなければ「SDVX譜面保管所EXC」からとなります。

また、譜面動画はDDXさんのYouTubeチャンネルで投稿されているものを引用(埋め込み)しています。

 
 

華陽炎-Hana Kagerou- (EXH)

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IIで追加された譜面で、エフェクターはPHQUASEです。

譜面自体はBTの24分配置のほか、ロング配置にちょっとした無茶が存在するくらいで、取り立てて難しいものではありません。

ちょっとした無茶の一つ

ネックなのはBPM変化で、イントロとアウトロにおいて段階的に減速します。

BPM変化の例

そしてなぜか最高BPMが最後の一瞬だけ登場するという変わった構成になっており、楽曲の大半を占めるBPM176が表示上では隠れてしまっています。

BPM195はこれだけ

最高BPMにレーンスピードを合わせて対応しようとする場合に無用なハンデを背負うことになるため、このことを覚えておくといいかもしれません。

幸いプレイ開始時のレーンスピード設定ではBPM170が基準になっているため、これを信じる分には大きな問題にはなりませんし、レーンスピードを固定している場合も無問題です。

 

Attack on Dwarf (EXH)

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IIで追加された譜面で、エフェクターはLaw of cosinesです。

極端につまみ操作に偏った譜面、いわゆる「つまみ譜面」で、内容もLv14としては難しいものが続きます。

この形がそもそも難しい

リズム難で青と赤のリズムも違うつまみ

つまみを16分ごとに折り返して回す配置 頻出する

対してBTやFXは少なく、BTチップとFXロングに至っては一切存在しないという有様で、鍵盤での挽回は望むべくもありません。

特定の譜面に触れない限りこのつまみに慣れるのは難しく、高難易度つまみ譜面の練習になる譜面でもあるので、実際にプレイしての対策をしておくのがおすすめです。普段プレイしない人にとってこそ、レベル不相応なまでにやりごたえのある譜面になるでしょう。

 

The willow and snow (EXH)

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IIIで追加された譜面で、エフェクターはTAKUYAです。

シンプルで規則的な配置や、ほとんどが16分までの細かさに抑えられた音取りにより程々の難易度に収まっている譜面ですが、数少ない例外の24分配置に難所があります。

24分配置

16分の階段から間を空けずに24分のトリルが続く配置が存在し、油断しているとリズムを掴めずにニアやエラーを生む可能性があります。

幸いBPMは高くないので、知って身構えてさえいればミスを抑えられる配置だと思われます。3連符を意識してクリティカルを出していきましょう。

 

Ops:Code-Rapture- (ADV)

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IIIで追加された譜面で、エフェクターは月刊ミズタニです。

レベルが追加当初のLv12から修正され、III以前の楽曲で唯一レベルが14であるADV譜面となったという経緯を持つ譜面です。

その経緯に見合う強烈な譜面で知られます。

元Lv12

BPM195の8分間隔で直角を交互の向きに回すという、このレベルや難易度では珍しい配置が降ってきます。レーンの外側だけで完結する直角があったりと、見た目もあまりないものになっています。

ただし元々Lv12を想定されていたためか、この直角以外の配置は易しく、レベルの修正により詐称と呼べるほど飛び抜けた譜面ではなくなっています。

こういった譜面であること、また青つまみが左向きの直角から始まるところがあることさえ把握していれば問題なくプレイできると思われます。

青つまみが左向きの直角から始まる
 

ギャラクシィ・トラベラー (EXH)

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IIIで追加された譜面で、エフェクターはMegaまる子です。

おそらくハネリズムであろう音に対して譜面が通常の16分にクオンタイズされていたりと、全体的に低い難易度に抑えられた譜面をしているのですが、一つだけとんでもない配置があります。

とんでもない配置

青つまみを離した左手でFX-Rチップを押させるという、高難易度でもそうそう見ない曲芸的な運指が要求されます。そもそもLv14は「つまみのラインが動いていない間だけそこから手を離す」という操作自体がまだそこまで多くないレベルであり、ここだけが極端に難しくなっています。

「BTロングを持ち替える」「ギリギリでつまみから手を離す」など対策はいくつかありますが、知らなければエラー必至なのでこの配置があることだけ把握しておきましょう。

2回目は出張配置が前触れなく終わり、素直に取ると逆に難しい
 

以上、5譜面の紹介となりました。筆者の知っている範囲もあって古い譜面に寄っていますが、参考になりましたら幸いです。